トップページ > 受賞作品一覧

2014年度 受賞作品一覧


  • 『電子国土賞2014』 モバイル部門 PC部門 コンテンツ部門

  • 『電子国土功績賞2014』 電子国土功績賞

  •  2014 受賞者コメント


  • モバイル部門 『電子国土賞2014』 受賞作品

    Bump Recorder Web  道路の凹凸状況(路面性状)に関する情報を収集し、収集データを管理、地図に表示するシステムです。情報の収集には GPSと加速度センサーが内蔵されたスマートフォンを用い、車に固定して走り、車がどこでどれだけ揺れたかの情報を地図に重畳して表示します。開発のきっかけは地震災害対応で、地震後に道路の凸凹状況を収集することで被害の広がりを迅速に把握し、ひいては救援活動、復旧活動を側面から支援することを目的にしています。災害時にすぐに活用いただけるよう平常時の利用にも力を入れ、道路維持管理への適用を進めています。

    紹介ビデオ(2分30秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】一般車両に設置したスマホをセンサーにし、道路の凹凸情報をマッピングする独創性やバリアフリーの検証などへの応用の可能性が期待できる点が高く評価された。
    【推薦団体】埼玉県GIS普及推進研究会
    【開発者】バンプレコーダー株式会社

    下田市津波
    ハザードマップアプリ
     「下田市津波ハザードマップ」をスマートフォンiPhone,Android)で閲覧するアプリです。インターネット通信環境がない状態でも、津波ハザードマップを参照でき、GPSを利用して最寄りの避難所や避難場所などを確認することができます。背景地図は、下田市白図・地理院地図・OpenStreetMapを切り替えて利用できます。下田市白図はオフラインでも利用でき、また、地理院地図・OpenStreetMapも一度表示した範囲はオフラインでも利用できます。

    紹介ビデオ(5分00秒)

    動画が再生できない場合には、 こちらからダウンロード

    【選考理由】インターネット通信環境が無い状態(オフライン)で使用可能なことに加え、標高APIなどの有用な機能や、地理院地図のタイルデータを使いこなしている点が評価された。
    【推薦団体】一般社団法人地図調製技術協会
    【開発者】株式会社中央ジオマチックス

    ページトップへ戻る

    PC部門 『電子国土賞2014』 受賞作品

    LVSquare  LVSquareは、地上全周囲映像(360度映像)、航空写真、地上写真、設計図面等の位置情報が簡単なマウス操作により連動し、時空間情報を容易に把握できる、クラウドGISを応用した情報共有プラットフォームです。

    紹介ビデオ(3分23秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】位置をキーとしてデータを結び付けることができ、かつ、アーカイブされたデータを多様に活用可能。さらに、多数の地理院データを使い有用性を高めている。また、利用実績がある点が優位に評価された。
    【推薦団体】GITA-JAPAN
    【開発者】アジア航測株式会社

    gittok
    Geospatial
    Information
    Technology Tool Kit
     gittok (ジートック)は,学生及び企業の初学者を対象としたGIS 教育に役立てるため,半期程度のコースで,今日の地理空間情報技術の全体像を概観することを可能にする,学習支援ソフトウェアです.目的に応じて自ら仕様を考え,それに基づいて様々な地物をもつ地理空間データを作成し,これを個人のライブラリーで管理し,解析し,ヒューマンリーダブルなXML データを出力して交換を可能にすると同時に,地図デザインを自ら行って,対話型の地図を作成することができます.

    紹介ビデオ(3分24秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】学生及び企業でのGIS教材として有用性が高く、実際の地図データを用いながらGISの技術的な知識を習得できる点や、JMP2.0の基準に則る努力が見られる点が高く評価された。
    【推薦団体】一般社団法人 地理情報システム学会
    【開発者】国際航業株式会社 太田守重

    ページトップへ戻る

    コンテンツ部門 『電子国土賞2014』 受賞作品

    やまつみ 
    紙で作る山岳立体模型の
    “やまつみ”シリーズ
     「やまつみ」は等高線で切り抜かれている厚紙を貼り重ねていくだけの簡単作業で、山の立体模型が作れるキットです。すべてのパーツがシール加工されているので、のりやカッターは必要ありません。レーザーカッターを用いて作成するため1/25,000スケールの等高線形状を正確に再現します。また、やまつみでは、地表の色や主要な道路、登山道などが印刷されているので、着色の必要はありません。リアルな地図景観と表現を加え、簡易的に地形模型を作成することが可能なキットです。

    紹介ビデオ(3分05秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】地図の読解力を養成するような教育効果が高く、幅広い年齢層での利活用が認められる。また、ネーミングも良く、今後の地図の浸透に貢献が期待できる点が高く評価された。
    【推薦団体】一般社団法人地図調製技術協会、一般財団法人日本地図センター
    【開発者】有限会社 キューアールシー 北海道地図株式会社

    HCC Craft  平成25年の北海道地図(株)壁紙シリーズで、ドメインの「HCC」を使い「HCC Craft」と 命名。空間情報データベースGISMAPシリーズを用いて作成した、簡易地図模型・ ペーパークラフトシリーズです。自社で保有するGISデータの活用方法をアレンジし、
    ・標高データを用い地域形状を簡略化した地形模型の作成。
    ・地域の特徴を成り立ちと共に紹介。
    ・地域名から連想されるイメージをユーモアあるアイデアで再構築。等、2D・3D の地図だけではない、自由な発想で新たな地図の利活用を提示するコンテンツとして提案しています。

    紹介ビデオ(3分00秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】ユニークな作品であり、気軽に楽しく地図に触れられる。また、地形の特徴点を損失しないような間引き処理を行うといった工夫もあり、ダウンロード数やイベントでの利用といった実績もある点が高く評価された。
    【推薦団体】一般社団法人地図調製技術協会 一般財団法人日本地図センター
    【開発者】北海道地図株式会社

    ページトップへ戻る

    『電子国土功績賞2014』受賞作品

    旭市
    防災アプリケーション
      電子国土基本図(地図情報)を背景図とした地図を組み込んだ旭市防災マップのスマートフォン用アプリケーションです。普段はなかなか持ち歩くことが出来ない印刷物の防災マップの情報のすべてをアプリケーションに詰め込みました。 大きな特徴は、スマートフォンのGPS機能を利用した現在地検索、最寄の避難施設検索、任意の避難施設までのルート表示が可能な点と、データ一式をダウンロードすることによりオフラインでの地図の閲覧検索が可能な点です。

    紹介ビデオ(3分10秒)

    動画が再生できない場合には、 こちらからダウンロード

    【選考理由】災害時に有用なオフライン機能を有し、操作性におけるインターフェースも理解し易い。特に市町村が災害に対するアプリを持つことは有効である。
    【推薦団体】一般社団法人 地図調製技術協会
    【開発者】千葉県旭市

    MapMakerシリーズ
     基盤地図情報や国土数値情報、ETOPO1から地図を作成します。形式はDXF、Bitmap、GeoTIFF、Shape、STLに対応しています。標高解析に重点を置き、豪雨や高潮、津波対策に有効。3Dモデルは歪みのない地図を実現できます。

    紹介ビデオ(3分26秒)

    動画が再生できない場合には、 こちらからダウンロード

    【選考理由】GISの専門ユーザーでなくても気軽に利用が可能と思えるソフトウェアで、国土地理院のデータの活用度を促進も期待される点が高く評価できる。
    【推薦団体】公益社団法人 日本山岳会
    【開発者】森田伸二

    「e・マップさむかわ」
    ニューバージョン
    e-マップさむかわは、国土地理院の「地理院地図」のシステムを利用した地図情報サービスで、現在は、①防災情報、②都市計画情報、③観光情報、④施設情報を提供しています。このたび新たに追加した地震ハザードマップは、土地の成り立ちを理解してもらったうえで留意すべき災害についての情報を提供するもので、ピンポイントで地形、予想災害を表示することができます。また、システム構築にあたっては、技術的な分野はNPO全国GIS技術研究会、地震ハザードマップの解説文等の専門的な分野については国土地理院の支援を受け、ノウハウのない当町でも予算措置をせずに地図情報サービスを提供しています。

    紹介ビデオ(3分19秒)

    動画が再生できない場合には、こちらからダウンロード

    【選考理由】部署間の協力体制が良く見え、継続性が期待される。市独自の取り組みとして応援したい。
    【推薦団体】NPO法人全国GIS技術研究会
    【開発者】神奈川県高座郡寒川町

    ページトップへ戻る

    Copyright. Geospatial Information Authority of Japan. ALL RIGHTS RESERVED.